2021年次のボートレース(競艇)売上は2兆3301億円で過去最高を記録。20%超の成長を続け中央競馬にも接近する勢いです。
売上の推移や、SG・プレミアムG1の売上を紹介。利用者を増やし続ける好調なプロモーションとして、中村獅童や土屋アンナが新たに出演することで話題の2022年CMについても紹介します。
- ボートレース過去最高売上 2兆3301億円を記録した2021年
- 中央競馬の売上にも接近 3兆円売上も見えてきた成長率を達成するボートレース
- SG・プレミアムG1の売上も順調に増加 大レースへの売上依存度は低下傾向
- 利用者数の大幅な膨張を実現 好評なCMプロモーション 2022年は「アイ アム ア ボートレーサー」
ボートレース過去最高売上 2兆3301億円を記録した2021年
大晦日のクイーンズクライマックス(福岡 プレミアムG1)優勝戦が決着し、2021年のボートレースは全ての開催が終了しました。
クイーンズクライマックスでは2コースから田口節子選手が最内の平高奈菜選手をまくって勝利。シリーズ戦では松尾夏海選手が優勝。これがボートレーサーとしての初優勝という劇的なクライマックスでした。
福岡 12R G1 クイーンズクライマックス優勝戦
順位
選手
スタート(進入)
タイム
備考
- 1
- 2 田口 節子
- 0.12(進入:2)
- 1’47″3
- まくり
- 2
- 4 遠藤 エミ
- 0.14(進入:4)
- 1’48″3
- 3
- 1 平高 奈菜
- 0.18(進入:1)
- 1’50″7
- 4
- 6 平山 智加
- 0.19(進入:6)
- 1’51″6
- 5
- 3 渡邉 優美
- 0.15(進入:3)
- 1’53″0
- 6
- 5 守屋 美穂
- 0.19(進入:5)
- 1’53″4
>>福岡 2021年12月31日 12R QC優勝戦 レース結果
年が明けて、ボートレースオフィシャルウェブサイトのお知らせでは、年間の売上・利用者に関する速報ニュースが掲載されました。
>>令和3年次売上・利用者(速報)について | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
令和3年(2021年)年間の売上・利用者数はそれぞれ、売上:2兆3301億円、利用者(延べ)):4億2629万人、と発表されました。
令和3年 年間ボートレース売上・利用者
項目
金額
前年比
- 売上
- 2兆3301億8782万3700円
- 122.5%
- 利用者
- 4億2629万2937人
- 121.6%
- 利用者あたり売上
- 5466円
- 100.7%
前年の2021年と比較すると、売上・利用者ともに20%超の伸び率(売上:23%増、利用者:22%増)となっており、大幅な成長率を達成しています。
ここ5年間の推移も確認すると、順調に成長していることが確認できます。
年次ボートレース売上・利用者成長率 2016-2021年
年次
売上
売上前年比
売上比較
(2016年基準)
利用者数
利用者数前年比
利用者比較
(2016年基準)
- 2016年
- 1兆0875億円
- 105.2%(+ 5.2)
- 100%
- 2億4174万人
- 114.0%(+14.0)
- 100%
- 2017年
- 1兆2063億円
- 110.9%(+10.9)
- 110.9%(+ 10.9)
- 2億8423万人
- 117.6%(+17.6)
- 117.6%(+17.6)
- 2018年
- 1兆3236億円
- 109.7%(+ 9.7)
- 121.7%(+ 21.7)
- 3億1782万人
- 111.8%(+11.8)
- 131.5%(+31.5)
- 2019年
- 1兆5342億円
- 115.9%(+15.9)
- 141.1%(+ 41.1)
- 3億5721万人
- 112.4%(+12.4)
- 147.8%(+47.8)
- 2020年
- 1兆9014億円
- 123.9%(+23.9)
- 174.8%(+ 74.8)
- 3億5033万人
- 98.1%(▲1.9)
- 144.9%(+44.9)
- 2021年
- 2兆3301億円
- 122.5%(+22.5)
- 214.3%(+114.3)
- 4億2629万人
- 121.6%(+21.6)
- 176.3%(+76.3)
2016年(5年前)と比較すると、2021年の売上は2倍以上(214.3%)、利用者も大きな増加(176.3%)となっています。売上は年々増加しており、特にここ2年連続では20%超えの成長率となっています。
やはり一番大きな影響はインターネット販売です。コロナの影響で無観客開催が多く発生した2020年にも売上を順調に伸ばすことができたのはインターネットでの販売が順調なことを示しています。従来のファンにとっては無観客開催が逆にインターネット講座開設の機会となり、ネット投票へのシフトが一段と進んだことで、2021年も引き続き高い成長率を実現できたと言えそうです。
これまで取り組んできた、全場のレースがインターネットさえあれば無料で観戦できること・各ボートレース場がYoutubeで解説付きのライブ中継を行うことなど、レースを誰でもいつでも楽しめるようにしてきたことが効果をあげています。
中央競馬の売上にも接近 3兆円売上も見えてきた成長率を達成するボートレース
2010年の底からの回復 バブル時代の1991年度最高売上を超える
ボートレースの売上・利用者は、1991年にピーク(1991年度売上:2兆2200億円)を迎えたあと、2010年まで縮小傾向が続き、その後回復傾向に転じました。
1991年はちょうどバブルの頃。バブルの景気にあわせて拡大したボートレース売上でしたが、その後景気の後退とともに縮小していき、ファン離れが明らかになっていました。
他の公営ギャンブルも大まかには同じような推移をたどりましたが、中央競馬だけはナリタブライアンやマヤノトップガン、サクラローレルといったアイドルホースの登場、場外投票場の充実などもあり、他と比較すると一人勝ちの時代を迎えます(中央競馬は1997年度の4兆円が最高売上)。
2000年から2010年にかけては公営ギャンブル全体が落ち込んでいきます。レース場や場外投票場での購入が主流のころですが、施設の老朽化など様々な理由でギャンブルに対するイメージが下がり、金融不況の影響もあって全体的に2010年に底を迎えます。
その後景気にあわせて全体的に復調していきますが、投票券のネット販売の拡充がファン層の獲得に大きく寄与しました。これまでのファンも、どこでもレースに参加できるという選択肢が増えることでレースの体験機会が増え、主催者側もネット販売へのシフトチェンジでコスト構造が大きく変わってきています。
公営ギャンブル全体がインターネット販売やそれにともなうコスト構造のスリム化でプロモーション活動への注力が活性化するという好循環に入り、そのなかでもボートレースや地方競馬は大きく売上を伸ばしています。
年度ごとの各公営ギャンブルの売上推移はこのようになっています。
年度(4月から翌年3月)の数字と年次(1月から12月)の数字でずれがありますが、2021年(年次)の売上が2兆3301億円だったことから、2021年度のボートレース売上は1991年の数字を超え、年度の過去最高を記録することが見込まれています。
2兆円以上あった中央競馬との差が縮まる 高い売上成長率 ボートレースの勢い
2010年度には売上金額8434億円と、1991年度と比較すると38%(▲62%)と3分の1に近い水準まで落ち込んでいましたが、若い層へアプローチするプロモーション戦略とインターネットでの購入増が大きな要因となって約10年で最高水準にまで達することができました。
競馬や競輪と比べると出走数が6艇固定で少なく、1号艇の勝率が全体では50%を超えるという予想のしやすさもライト層が始めやすい理由になっているかと思われます。
中央競馬との売上比較では、1997年度には2兆2254億円あった差が2020年度には8831億円にまで縮まっており、2021年度はさらに小さくなる見込みです(年次で2021年は7609億円の差)。
年次での中央競馬の売上も着実に増えてはいますが、今のところはボートレースと比べると小さな伸び率に留まっています。
ウマ娘の爆発的ヒットなど、これまでと異なるファン層を取り込む機会が生まれている競馬ですが、今ひとつ新しい利用者層の開拓はうまくいっていないのかもしれません。
競走馬のレースへの使われ方が以前とは変わってきており、昔のようなアイドルホースと言われるような存在が生まれにくくなっているという指摘もあるようです。
令和3年 年間ボートレース売上・利用者
年次
中央競馬売上金額
売上前年比
中央競馬 – ボートレース
売上金額差
ボートレース/中央競馬
売上金額比
- 2019年
- 2兆8817億8866万1700円
- 103.1%
- 1兆3475億7773万8100円
- 53.2%
- 2020年
- 2兆9834億5587万2000円
- 103.5%
- 1兆0819億6826万9900円
- 63.7%
- 2021年
- 3兆0911億1202万5800円
- 103.6%
- 7609億2420万2100円
- 75.4%
中央競馬とボートレース、プロモーション活動やレース場のレジャー施設化など、お互いのうまくいっている点を有効的に取り込みながら、好循環が続けばいいですね。より社会に受け入れやすい、スポーツを楽しむためのスポーツベッティングという存在を盛り上げていきたいところです。
SG・プレミアムG1の売上も順調に増加 大レースへの売上依存度は低下傾向
SG・プレミアムG1についても2021年は好調な売上が続きました。
年末のグランプリで40億円の払い戻しが発生したことは記憶に新しいですが、それでもグランプリは節間240億円の売上を達成。その他のSGも好調で、8回ある年間SGの合計売上が1338億円(前年比+7.0%)、SGの平均売上は167億円となりました。
SGレース ボートレース売上推移
レース名
2021概要
2021年売上・前年比
2020年概要
2020年売上・前年比
2019年概要
2019年売上・前年比
- ボートレースクラシック
- 2021年3月
第56回 福岡 - 131億2750万1800円
191.8%(+91.8) - 2020年3月
第55回 平和島 - 68億4462万0700円
65.5%(▲34.5) - 2019年3月
第54回 戸田 - 104億5098万7700円
111.4%(+11.4) - ボートレースオールスター
- 2021年5月
第48回 若松 - 188億3271万6200円
123.5%(+23.5) - 2020年5月
第47回 住之江 - 152億4546万9800円
141.5%(+41.5) - 2019年5月
第46回 福岡 - 107億7228万9800円
121.0%(+21.0) - グランドチャンピオン
- 2021年6月
第31回 児島 - 150億7166万4500円
102.9%(+2.9) - 2020年6月
第30回 宮島 - 146億5161万1900円
137.5%(+37.5) - 2019年5月
第29回 多摩川 - 106億5624万0500円
115.8%(+15.8) - オーシャンカップ
- 2021年7月
第26回 芦屋 - 150億9760万0900円
99.1%(▲0.9) - 2020年7月
第25回 鳴門 - 152億2968万6500円
128.1%(+28.1) - 2019年7月
第24回 常滑 - 118億8586万4700円
109.9%(+9.9) - ボートレースメモリアル
- 2021年8月
第67回 蒲郡 - 195億1122万4000円
108.6%(+8.6) - 2020年8月
第66回 下関 - 179億5821万8000円
136.1%(+36.1) - 2019年8月
第65回 大村 - 131億9183万0100円
115.3%(+15.3) - ボートレースダービー
- 2021年10月
第68回 平和島 - 138億7789万1000円
80.5%(▲19.5) - 2020年10月
第67回 大村 - 172億5021万1200円
162.6%(+62.6) - 2019年10月
第66回 児島 - 106億0710万5100円
89.7%(▲10.3) - チャレンジカップ
- 2021年11月
第24回 多摩川 - 141億2682万5200円
82.9%(▲17.1) - 2020年11月
第23回 蒲郡 - 172億0124万0800円
147.0%(+47.0) - 2019年11月
第22回 桐生 - 117億0401万4700円
116.6%(+16.6) - グランプリ・グランプリシリーズ
- 2021年12月
第36回 住之江 - 240億7516万4000円
116.1%(+16.1) - 2020年12月
第35回 平和島 - 207億3499万4600円
101.3%(+1.3) - 2019年12月
第34回 住之江 - 204億7535万5400円
120.7%(+20.7)
過去のSGの売上を見ると、2020年のボートーレースクラシックが68億円の売上(前年比▲34.5%)となっていますが、これがちょうどコロナの影響で無観客開催となった初めてのSGでした。
これが機会となってインターネット販売への移行が進み、ボートレースオールスター以降のSGからはしっかり前年以上の売上が達成されています。
年間に5回あるプレミアムG1についても、年末のクイーンズクライマックスは185億円の売上でSGの平均を上回る数字を記録するなど、好調な結果となっています。5回の合計売上は533億円で、前年比+6.0%でした。
プレミアムG1レース ボートレース売上推移
レース名
2021概要
2021年売上・前年比
2020年概要
2020年売上・前年比
2019年概要
2019年売上・前年比
- マスターズチャンピオン
- 2021年4月
第22回 下関 - 103億0977万9100円
191.0%(+16.1) - 2020年4月
第21回 津 - 53億9853万5800円
87.3%(▲12.7) - 2019年4月
第20回 宮島 - 61億8191万7300円
112.6%(+12.6) - レディースチャンピオン
- 2021年8月
第35回 浜名湖 - 103億1627万0400円
89.6%(▲10.4) - 2020年8月
第34回 多摩川 - 115億1225万0700円
120.2%(+20.2) - 2019年8月
第33回 蒲郡 - 95億7676万7700円
123.5%(+23.5) - ヤングダービー
- 2021年9月
第8回 徳山 - 75億1916万0400円
97.1%(▲2.9) - 2020年9月
第7回 びわこ - 77億4157万3700円
145.9%(+45.9) - 2019年9月
第6回 三国 - 53億0501万9800円
103.5%(+3.5) - BBCトーナメント
- 2021年12月
第3回 鳴門 - 66億7532万6600円
76.5%(▲2.9) - 2020年12月
第2回 若松 - 87億2376万7300円
167.1%(+45.9) - 2019年12月
第1回 平和島 - 52億2190万2500円
–
※BBCトーナメント(バトルチャンピオントーナメント)は4日間開催。また、第4回からは1月開催(次回は2023年1月びわこ開催予定)です。
ボートレース全体の売上成長率(2021年次が前年比+22.5%)と比べると、SG売上の前年比7%増やプレミアムG1の6%増というのはもの足りなく感じることもありますが、逆にSG・プレミアムG1への依存度が下がり、ファンが他のレースを楽しむ機会が増えているということも言えます。
大きなレースを中心に楽しむライト層から、ミドル・ヘビー層への移行がうまくいっているということでしょう。毎日やっているボートレースですから、好きな選手が出ているときや気が向いたときに気軽に楽しむ、ということが広まっているのだと思います。
大レースへの売上依存度という点では、9%程度で推移していたSG・プレミアムG1の売上割合(全体の売上に占めるSG・プレミアムG1の売上割合)が、2021年は8.03%に下げることができています。
SG・プレミアムG1の年次売上占有率推移
項目
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
- SG・プレミアムG1
合計売上 - 1872億1893万7900円
- 1754億6169万0600円
- 1393億4914万8500円
- 1189億8497万1100円
- 1135億7143万1200円
- 売上占有率
- 8.03%
- 9.23%
- 9.08%
- 8.99%
- 9.41%
利用者数の大幅な膨張を実現 好評なCMプロモーション 2022年は「アイ アム ア ボートレーサー」
15年で5倍以上増加する利用者数 利用者の新規開拓だけでなくライト層からの移行も好調
気軽に楽しめるボートレース、という環境が売上に寄与しているとおり、売上拡大には利用者の拡大が影響しています。
売上を利用者数と利用者一人あたりの売上に分解してみると、最近のボートレース利用者・一人あたり売上はこのようになっています。
発表されている「利用者」の数には、レース場での購入や場外舟券販売所、電話投票などに加えてインターネット投票の利用者が含まれるので、その内訳が大きく変わっている状況で過去の利用者数と今の数をそのまま比較するとずれが生じることになります。年間の「延べ」利用者なので、365日毎日開催されているボートレースでは日ごとに同じ人(ユニークな利用者)が重複してカウントされることになりますし、舟券の購入方法によってユニークな利用者の捕捉方法が異なるのは仕方ありません。
それでも、ここ数年のトレンドとしては一人あたりの売上が大きく下がっていくなかで、それを上回る割合で利用者が増えていることがわかります。
2020年度の利用者数(3億7821万人)というのは、10年前の2010年度と比較して3.2倍、15年前の2005年度と比較すると5.1倍となっています。
年間のボートレースの開催数(日ごとの開催数の年間合計)というのも緩やかに増える傾向にあり、それも利用者数の増加に繋がっているといえます。それでも、1開催あたりの利用者で比較して2020年度の開催あたり利用者(8万2203人)は10年前の2.8倍、15年前の4.7倍となっています。
上のグラフは年度の数字(4月から翌年3月)です。利用者一人あたりの売上を年次でみると、2018年には4165円まで落ち込んだ一人あたり売上の指標が、2020年には5428円、2021年には5466円と回復してきています。
直近の上昇については、コロナの影響もあって、もともとレース場へ足を運んでいたようなヘビー層のインターネット購入への移行が進んだことが大きな要因だと思われますが、同時にライト層がよりボートレースを数多く楽しむミドル層・ヘビー層に移行してきているとも考えられますね。
好評なCMプロモーション 中村獅童・ゆりあんレトリィバァ・土屋アンナが新たに出演する2022年ボートレースCM
利用者の拡大に大きく寄与しているのは、ボートレースのプロモーション戦略、特に比較的若い層をターゲットにしたCMの効果が大きいと思われます。
1年ごとにテーマが決められて展開されるボートレースのCMは、豪華な出演者やそのストーリー性で毎年好評となっています。
>>公営競技CM好感度調査を実施。2021年、好感度1位は「ボートレース」|PR TIMES
短いテレビCMだけでなく、Youtubeでは短編ドラマのような映像も公開されており、Instagramでの情報発信など、様々なメディアで年間を通じて一貫したコンテンツを提供するプロモーション活動となっています。
2021年は「Splash ボートレーサーになりたい」というテーマで、ボートレーサーになることを志すカミオ(出演 神尾楓珠)とハルカ(出演 芋生悠)の2名が、ボートレーサー養成所で訓練を受けてレーサーになるべく一歩一歩成長していく、というストーリー。これまでのレースの面白さを中心に訴求するものとは異なり、家族の支えや周りの応援といった要素を絡めて、「ボートレーサーになることの魅力」に焦点をあてた新しい試みでした。
2022年は引き続きカミオとハルカが登場し、養成所時代を経て新人レーサーとなったあとのストーリーが展開されます。先輩レーサーとして歌舞伎役者の中村獅童(ボートレース界の絶対王者 シドウ役)や、ゆりやんレトリィバァ(ユリ役)・土屋アンナ(アンナ役)といった豪華なCM出演者が発表されています。
だれもが躍動する、スポーツ|2024年ボートレースCM|Let's BOAT RACE
テーマは「アイ アム ア ボートレーサー」。2021年に続いてボートレーサーの魅力を訴求するストーリーが展開されていくようです。
CM主題歌に採用されたのは、Sperflyの「ダイナマイト」。アップテンポなテーマ曲で、2020年の「第六感」(Reol)のイメージが近いでしょうか。養成所生活が中心で家族の絆やレーサーの生活が描かれた去年と比べると、レースの迫力や爽快感を表現するような描写が多くなるのかもしれません。
「6万年はえぇ!」このインパクトのある言い回しを聞く機会がこれから増えるといいですね。