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週末予想 負けなし1勝馬はコントレイルの再来!? 第25回東京スポーツ杯2歳S(GⅢ)

11月23日(月)には、第25回東京スポーツ杯2歳Sが行われます。15日時点では10頭の登録。

ここで勝った馬が来年のクラシック路線を賑やかすことになるかもしれない、非常に重要なレースです。

2020年無敗の3冠馬となったコントレイルは去年の勝馬ですし、その他にも2017年ワグネリアン、2014年サトノクラウン、2013年イスラボニータなど、きりがないほどその後G1馬となる馬が勝馬に名を連ねています。

固い決着が多いが今年はどうか 荒れる年もないわけではない2歳戦

昨年コントレイルが勝った年は、1~3着が人気通りに決まっています。もっというと、8頭立てで1~5着は全く人気通りの着順。6着と7着が入れ替わっていれば完全に人気と着順が一致する、という結果でした。

同じく、2017年ワグネリアンが勝った年も、1~3着が人気通りという決着となっています。

そもそも東京1800mというのが、馬の力差がそのまま着順に出やすいコースというイメージがありますが、そこは2歳重賞。過去10年で見ると、ニシノデイジーが勝った2018年、ディープブリランテが勝った2011年には大きく荒れた結果となっています。

2018年

1着ニシノデイジー8人気ハービンジャー産駒前走 札幌2歳S 1着
2着アガラス7人気ブラックタイド産駒前走 コスモス賞 2着
3着ヴァンドギャルド4人気ディープインパクト産駒前走 2歳新馬 1着

3連複 58,480円 3連単 593,030円

2011年

1着ディープブリランテ1人気ディープインパクト産駒前走 2歳新馬 1着
2着フジマサエンペラー10人気シンボリクリスエス産駒前走 2歳未勝利 1着
3着マイネルディーン12人気ダンスインザダーク産駒前走 2歳未勝利 1着

3連複 137,760円 3連単 525,650円

ニシノデイジーの年は、結果だけ見ると札幌2歳Sを買ったニシノデイジーが8番人気、7番人気2着のアガラスは前走コスモス賞(オープン)で2着と力を示していました。どうしても新馬戦の勝ち方がよかった素質馬に過剰気味な人気が集まるようになっています。

この中に将来競馬会を代表するような馬がいるかもしれない!と思って化け物の可能性を見出したいという力が働くのだと思います。そして去年は本当に化け物が誕生しました。

ディープブリランテの年は、高配当を演出するのは前走未勝利勝利馬、というよくあるパターンですね。どうしても軽視される未勝利馬を勝ったばかりの馬の取捨選択はいつも難しい。

さて、2年連続でスターホースがここから誕生するのか、注目の東京スポーツ杯2歳Sです。

ここで果たしたい ドゥラメンテ産駒に課せられた早期重賞勝利義務

各馬見ていく前に、目を引くのは新種牡馬ドゥラメンテ産駒が10頭中4頭登録されています。

そして、昨年1着~3着を独占したディープインパクトの産駒が今回いないんですよね。何かファンには見えない力が働いているのでしょうか。

ドゥラメンテは、モーリスと同じく今年大きな期待を掛けられている新種牡馬ですね。6月1週目に勝馬を出して、順調に行くかと思われましたがその後なかなか結果が出ず、これまたモーリスと同じく種牡馬として疑問が持たれた時期もありましたが、しっかりと盛り返して2歳リーディングサイヤーでディープインパクト・モーリスに続く3位(11月15日時点)となっています。

  • 1位 ディープインパクト 3億1122万円
  • 2位 モーリス 2億8529万円
  • 3位 ドゥラメンテ 2億5665万円

最初躓いたのは焦って無理させてしまったのでしょう。まだまだ決めるけるのは早いですが、父親のキングカメハメハと同じような特性を持っていて、本来仕上がりが早い馬も多いのではないでせしょうか。

出走数は少ないですが、ダートでの勝率・複勝率が今のところ高くなっているというのも、母のアドマイヤグルーヴ(サンデーサイレンス×エアグルーヴ)よりキングカメハメハのイメージです。

これまでドゥラメンテ産駒は重賞勝馬を出せていないですが、今回東京1800mと2歳重賞のなかでは産駒に向いてそうなところで是が非でも1勝目を、という生産者の強い意向があるのではないかと勘ぐってしまいます。

ダノンザキッドは本物?読み切るのは難しい、負け無し1勝馬

今回人気になりそうなのは、1勝馬の2頭、ダノンザキッドとドゥラヴェルデです。

両馬とも、新馬戦を2着と3馬身離しての完勝。

名前のとおりドゥラメンテ産駒のドゥラヴェルデは、東京と同じ左回りの新潟で、馬群の中で直線を迎えて、しっかり馬群を捌くという競馬を経験できています。

ダノンザキッドは好位の外から直線を迎えて、最後は全く追わず余裕を残して勝っています。ダノンザキッドは今回この1頭だけが出走するジャスタウェイ産駒。

話題になっているのが、ダノンザキッドがここで負かしたワンダフルタウン。ダノンザキッドに2着に破れた後、未勝利戦で8馬身1.3秒の差を付けて圧勝、その後萩S(リステッド競争)で3着となっています。

ダノンザキッド、ワンダフルタウンの3着に破れた1番人気だったテンバガーも、次走の未勝利戦できっちり勝ち上がっています。

そう考えると、ダノンザキッドの勝った新馬戦はレベルの高いものであって、そこで楽勝したダノンザキッドが人気になるのは当然の流れ。

ただ、2歳1勝馬がわからないのが、新馬で楽勝でも重賞になってペースが早くなると全く前走の面影がない、ということがよくあるところ。強い馬が集まった阪神1800mで楽勝したダノンザキッドが川田騎手を鞍上に迎えて力を見せつけられるのか、楽しみです。

ドゥラヴェルデの方は、ダノンザキッドに比べると勝ちっぷりや勝った相手のレベルは劣ってしまいます。

鞍上のルメール効果で人気になる部分もあるかと思うと、危ない人気馬にも見えてしまいます。

ドゥラメンテ軍団 実績重視が正解?

次に人気になりそうなのがジュンブルースカイ。萩Sに続いて武豊が鞍上です。

そう、ダノンザキッドのときに出てきたワンダフルタウンが出走した萩Sで、ワンダフルタウンに先着して2着となったのがジュンブルースカイです。

勝ったシュヴァリエローズをあわせて、最後の直線で3頭の叩きあいとなった萩S。2着と破れましたが、リステッド競争の萩Sでしっかり経験を積んで東スポ杯に望みます。

萩S2着のこの馬が、実績という点では一番ですね。ジュンブルースカイもドゥラメンテ産駒です。

あと2頭のドゥラメンテ産駒は、新馬1勝馬のタイトルホルダーと、前走東京2000mの百日草特別で2着となったレインフロムヘヴン。

実績でいくと、しっかり同じ東京コースで結果を残しているレインフロムヘヴン。百日草特別では、恐らく勝ちパターンだっと思うのですが、勝ったエフフォーリアが目立つレースとなりました。

タイトルホルダーは、一番力の判断ができない、結果的に逃げて勝った新馬1勝のみ、という戦績です。1~3着が途中の通過順どおりに入っており、緩いペースでそのまま決まったというものです。

実績では判断できないですが、それでも人気になっていれば、ある程度調教から見て力があると思われているということでしょう。負けなし1勝馬というのが人気に与える影響も強いと思われますが。

高配当演出はあるのか 東スポ杯馬券ねらい目のまとめ

その他には、不良馬場となった同じコースの東京1800m未勝利戦で、直線最後方の届かないだろうというところから馬群を縫って勝ったプラチナトレジャーは、芝が荒れてパワーのいる状況になっていそうな今回注目です。2歳・3歳戦で高配当を演出するなら、前走未勝利戦勝利馬、というのにも当てはまります。

ゴールドシップ産駒で、百日草特別で馬場の悪い内側から伸びたヴェローチェオロについても、同じ理由で注目しています。

馬券のまとめですが、ダノンザキッドがGⅠ級の馬で楽勝されてしまったら諦めるしか仕方ないですが、今回見えない力に導かれてドゥラメンテ産駒が1つ目の重賞勝利を果たすのではないか。ということで出走する産駒4頭の中から実績を重視してジュンブルースカイ、レインフロムヘヴンあたりを中心に、と考えています。

とりあえず2歳重賞で出走してくるのであれば買っとけ、というディープインパクト産駒がいない今回の東スポ杯。未知の負けなし1勝馬が集める人気をうまく取捨選択して、割の良い馬券で勝負したいですね。